2023年7月22日土曜日

グリーンカード詐欺のここがすごい!(URLが「.org」などとなっているのはすべて詐欺)

前提:米国政府がグリーンカード(Diversity Immigrants Visa Program)に関して料金を収受することは, 一切ありません。

ちゃんと「金は一切とらない」と米国政府の公式ページにも書いてあります.

Beware of fraud and scams. Some websites and emails attempt to mislead customers, posing as providers of official U.S. government information. Read our Fraud Warning.

Complete your own application. The online entry application is easy and free.

でもまあ, Microsoftとかのちゃんとしたサイトにも詐欺広告が表示されることがあるんですよね.

よく見かけるのがこちら.


もちろん詐欺です.

ちょっとおちょくってやたったのですが, なんと「北朝鮮在住」でも合格!

やったね!



あまりに作りが雑すぎておもしろいのですが,

本当に騙す気で巧妙につくられているものもあるので, 注意してください.

何度も言いますが, URLの末尾が「.gov」になっていないものは全て詐欺です.

それではまた.

2023年7月20日木曜日

【通知】訴訟提起等のお知らせ

                                 令和5年7月20日

関係各位

 ツイッターアカウント@_Hk3に関して, 当該アカウント並びにその管理者が, あたかも「麻薬の常習者」,「薬物事犯に係る前科者」であるかの如き言説が流布されている件ですが, 既に, 各種法的措置を実施しております。

 なお, 当方としては, 裁判外・裁判上ともに非金銭的解決の意思は毛頭ございませんので, 予めご承知おきください。

 連絡手段は, それぞれ媒体ごとに複数のもの(電子メール, ダイレクトメッセージ, SMS, 電話)を利用しておりますが, 少しでも不審に感じられましたら, ツイッターアカウント@_Hk3宛に確認のダイレクトメッセージを送信いただいて構いません。

以上, よろしくお願いいたします。

2023年7月17日月曜日

「遺灰・遺骨がダイヤモンドになる」という悪質な詐欺について

近年では, 宗教を強く忌避する傾向もあいまって, 葬儀等はできるだけ(将来の費用も含め)安価かつ宗教色を入れずにやりたいという志向が強まっています.

そのなかでたびたび問題になっている詐欺があります.

「遺骨をダイヤモンドにできる」

というものです. 

正直にいえば, この種の詐欺は, 極めて稚拙なものです.

しかしながら, 親族の逝去によるショックから正常な判断が難しくなった時期に, そのような魅力的な提案を受ければ, 騙されてしまうのも仕方のないことなのかもしれません.

極めて悪質な詐欺だとは思います.

*遺骨の成分は,「遺骨」というだけに, 主成分をリン酸カルシウムとする混合物です.

*人体を燃やそうというのですから, 火葬炉は酸化雰囲気であることが求められます. 

*そのため, 炭素画分が残ることはほぼありませんので, そもそもダイヤモンド(ダイヤモンドは活性炭や鉛筆の主成分と同じく炭素からできています.)など作れるはずもありません.

*ただし, 異様に骨密度が高く, 骨髄まで十分な酸素が浸透しないような場合には, 若干の炭素画分が残留する可能性がありますが, ダイヤモンドの合成における収率が, 高純度グラファイトを原料としても最高で10%程度といわれているなか, (極めて多種の分離コストが高い不純物を含む混合物である)遺灰や遺骨から炭素を抽出し, 数百ミリグラムのダイヤモンドを得ようと考えたとき, どれほどのコストがかかるでしょうか.

*数百万円では到底足りません. 真面目にやれば, 数千万円の費用を要するでしょう.

*そのため, これらの詐欺は, 工業用に合成された合成ダイヤモンドをあたかも「遺骨から作った」などと詐称したり, 悪質な業者はキュービックジルコニアを「ダイヤモンド」と偽っているわけです.

*消費者としては, 送られてきた「ダイヤモンド」が偽物であるなどと考えたくはないはずです. もし偽物であったならば, 自分が提供した親族の遺骨はどこへ行ったのだ...ということになるでしょう.

*そのため, この種の詐欺がなくなることはないでしょう. 知らなければよいということもあるかもしれませんね.


2023年7月15日土曜日

Nextorage社のNX-F2PRO128G/INEを購入してみたら原産国表示に何か違和感があったというお話

Amazon Prime Dayは何も買わないぞ~と決意していたものの,

ちょっと興味本位で最近話題(?)のNextorage社製SDXCカードを購入してみました.



商品が届いたのですが, 開封している最中にちょっと違和感がありました.

というのも,

SDXCカード本体に「Made in Taiwan」とレーザーマーキングされているのに対し,



商品パッケージの紙を見てみると,


簡体字で「生产日期」と表示されています.

これはどういうことなのでしょう.

半導体は台湾で作っているけれど, モールド工程は大陸で行っているということなのでしょうか?

とはいえ, 原産国表示を偽ることは許されないわけで(関税法71条1項にて輸入を許可しないことが定められていますし, 同条2項には積戻しという重いペナルティも示されています.),

何らかの理由があるのでしょうか...

たとえば, 考えにくいことですが, SDXCカード自体は台湾で作っているけれど, 生産日のシールだけ大陸から買ってきた...

あるいは, 台湾の製造ラインに導入した大陸製のラベルプリンタのプリセットが簡体字だとか...

まあ私としては, 原産国がどこであれ, 仕様通りに動けばそれでよいというお気持ちです.

気になりはしますけどね.

2023年7月2日日曜日

Xperia 5 IV 各地域版のGSM/3G/4G/5G帯域(band)の違いについて

 そろそろスマホの更新時期かなと思い, なんだが太平洋の情勢もhogehogeという感じですので, 国産(国産とはいってない)スマホでも114514年ぶりに買ってみるかとなり, Xperiaについて調べてみるものなり.

まあ, Xperia 10とかは子供のおもちゃにすらならない性能なので, Xperia 5か1にする予定なのですが...

ところで, 

同じスマホであっても国内で販売されているものと, 海外で販売されているものでは, 微妙に仕様が異なります.

顕著なのが電波の帯域です.

比較してみましょう.

Xperia 5 IV 各地域版の対応帯域


XQ-CQ44

 5G : n3, n28, n41, n77, n78, n79

 4G : B1, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B17, B18, B19, B21, B26, B28, B38, B39, B40, B41, B42

  3G : B1, B5, B6, B8, B19

GSM : 850MHz, 900MHz, 1.8GHz, 1.9GHz

https://www.sony.jp/xperia-sp/products/XQ-CQ44/spec/より


XQ-CQ72

 5G : n1, n3, n5, n7, n8, n28, n38, n40, n41, n77, n78, n79, SA/NSA/Sub6

 4G : B1, B2, B3, B4, B5, B7, B8, B12, B13, B17, B19, B20, B25, B26, B28, B29, B34, B38, B39, B40, B41, B46, B66

  3G : B1, B2, B4, B5, B6, B8, B19

GSM : 800MHz, 850MHz, 900MHz, 1.7GHz, 1.9GHz

https://store.sony.com.sg/blogs/7500512952475_42850087108763/7500512952475__specificationsより


大抵, 日本国内で販売されているもの(ここでは前者のXQ-CQ44)のほうが酷い仕様です.

いつも通り香港にでも行って買ってきますか...となってしまいますね.

ではまた.