山塞Leicaレンズとして最近人気の「TTArtisan 50mm f0.95 ASPH」を買ってきました.
買ってきたとは言っても, 中古での購入なので, 工場出荷時の状態とは異なります.
特にレンズやカメラに関して中古物品の商品説明は全くあてにならないことが常で,
今回も, 到着して開梱してみると, なにやら「カラカラ」と音がするではありませんか.
鏡胴を触ってみると明らかになにかの部品が外れているか緩んでいる感触がありました.
しばらく観察してみると, マウント部が緩んで音が鳴っていることがわかりました.
その程度の問題であれば, ネジを締めれば治ると踏んで, ドライバーを探したのですが, 見当たりませんでした.
ネジはTorx規格のもので, 手持ちはT8までしかなかったので, 購入することにしました.
50mm f0.95 ASPHのマウントを固定しているネジは, 4本ともTorx規格のT5でした.
すべてのネジを締めると, ガタツキもみられなくなったので解決です.
それにしても, この商品の販売者は, いったいなにを考えているのでしょうか?
マウントがここまで緩んでいたら絶対に気づくと思うのですが...
蛇足ですが, 今回のような問題は, 一般的には稀です.
ではなぜ起こったのかといえば, TTArtisan 50mm f0.95 ASPHは, マウントの交換(マウントアダプターとかそういうレベルではない)が可能な設計になっているためでしょう.
おそらくですが, 工場出荷時には意図的にネジの締め付けトルクを抑えているのだと思われ,
それを知らずに使った前所有者が知らず知らずにマウントをガタつかせたのだと思われます.
ではまた.
0 件のコメント:
コメントを投稿