最近は,馬娘なる馬肉業界のゲームが人気なようで,私はゲームはやらないのですが,馬肉食がブームになっているものと認識しています.
さて,私の生まれ育った東京都町田市は,多摩地方のなかでは最も文明のある地域で,明治時代には,欧州などに輸出される絹は,八王子から町田を通って横浜まで運ばれていました.
当時の輸送手段は主に馬でありましたが,馬を食わせる店(馬にエサを食わせたり,人に馬を食わせたり)が町田には点在したようで,そのなかの一つが,この「柿島屋」です.
余談ですが,かの有名な富岡製糸場は,19世紀のフランスで,蚕の微粒子病(Nosema bombycisという菌類が病原体)やウイルス性軟化病(イフラウイルス科のウイルスが病原体)が大流行し,アヘン戦争後は清も十分な生糸の生産ができなかったことから(この点については諸説あり),フランスの生糸商人と明治政府が手を組んで日本から生糸を欧州に送ろうということで作られたものです.
そして,高崎から八王子を結ぶ八高線は,馬から汽車に切り替えていこうという近代化の流れで建設されたものであり,両毛線なども同じ理由で建設された路線のようです.
さて,本題に戻ると,私は,町田の馬肉料理屋に行く前に,業務スーパーにて冷凍された馬肉が売られていることを確認していました. 値段も100gあたり550円程度であって,正直なところ,店に行ってまで食べるべきかという葛藤はあったものの,友人と3人で行くということで,店で食べてみることにしました.
まずは,馬刺し(並)...920円
クジラくらいの食感を想定していましたが,普通のマグロの刺し身と同じくらいの食感です.
ワサビ,生姜,ニンニクとメニューにあったため,なにも乗せないように指定してオーダーしました. テーブルに醤油があるわけだし,ワサビも生姜もニンニクも嫌いです.
次に,肉皿 ...550円
ネギが入っていたのですべて取り除きました.
もし次回行くことがあればネギ抜きで注文するでしょう.
まさかネギが入っているとは...ネギは嫌いです.
という感じです.
酒を飲んで大声で騒いでいる人々が多く,もはやコロナ禍などどこの世界のお話かという雰囲気でした. そろそろヤバいと思います.
ではまた.
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