民事21部の利息計算方法がよくわからなかったのですが,この度全てが解決したので報告します.
ちなみに直近の閏年は, 2020年(令和2)で, 次回は2024(令和6)年, 次次回は2028年(令和10)です. 過去に遡れば, 2016年(平成28)が閏年で, その前は2012年(平成24)でした.
本題に入り,計算の実例を示します.
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例
期間:2019(令和1)年8月10日~2021(令和3)年1月19日
元金:114514円
利息:年14.6パーセント
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① 最初の1年間分について計算する.
期間:2019年8月10日~2020年8月9日
計算式(部分的):114514×0.146
※↑最初の1年間分について, 大部分が閏年でも, 気にすることなく上のように計算してください.
② 閏年の残り部分(閏年の年末まで)を計算する.
期間:2020年8月10日~2020年12月31日 (114日間)
計算式(部分的):114514×(0.146×(114÷366))
※↑違和感はあるかもしれませんが, ここで閏年の1年である366日を母数にして計算します.
③ 閏年の翌年の元旦(つまり閏年の大晦日の翌日)から残りの期間を計算します.
期間:2021年1月1日~2021年1月19日 (19日間)
計算式(部分的):114514×(0.146×(19÷365))
※↑特にコメントはありません.
④ これまでの計算式を一つにまとめます.
計算式(合体):114514×0.146+114514×(0.146×(114÷366))114514×(0.146×(19÷365)) = 22796.921482
なお, Googleなどの検索エンジンを電卓代わりにする場合「÷」は正常に認識されない場合があります. 「÷」は一部の国でしか使用されていない記号ですので「/」に置換してください.
計算式(検索エンジン用):(114514*0.146)+(114514*(0.146*(114/366)))+(114514*(0.146*(19/365))) = 22796.921482
⑤ 次に,小数点以下を落とします. 仮に小数点以下が.999999999997とかになったとしても, 小数点以下は機械的に落として下さい. 規則ですから.
結果:22796.921482→22796 より 22796円
以上になりますが, カレンダーを塗りつぶしたりしながらやるとミスが減って良いかと思います. 何か疑問があったり, 誤っている箇所があれば, コメント欄からお知らせ下さい.
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