2017年5月2日火曜日

動く人の命の重み, 眠れる人の命の重み...相対性理論の話

いま, 命の重みが6.0×10^1kgの人が2人いるとします.
ひとりは眠っています.
ひとりは動き続けています.

さて, 物理学ではこんな話があります.
すべてのものは止まっているとき同じ質量であっても,
動き出すと速度に応じて質量が増えたりするのです.
具体的には, 速さv[m/s]で動く物体の質量は静止しているときに比べて
1 / √(1-(v/c)^2)倍
ほど大きくなるといいます.

ここで, 新幹線に乗っている人は眠れるひとの何倍質量が大きくなったのか
計算してみましょう.

...

ナントカ倍をxmagとして
xmag = 1 / √(1-(v/c)^2)
という式をでっち上げます.

速度vは320[km/h]の新幹線として
= 320000[m/h] = (320000 / (60×60) )
≈ 88.8888889...[m/s]
光速度cはとりあえず299792458でいいでしょう.

xmag = 1 / √(1-(88.8888889 / 299792458)^2)
xmag ≈ 1

うーむ....
動く人も眠れる人も命の重みは同じなのですね.
命は平等,
人類みな兄弟なんですね~(道徳教育)
働かざる者食うべからずなんて嘘だったんですね~(意味不明)


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