天体望遠鏡を自作するにあたり
素材はなんだったかなあとなったのですが, K9ガラスという聞きなれないガラスでした.
このK9ガラス, 中国ではかなりメジャーなもののようであります.
いろいろと調べてみましたが, 日本語の情報は"クリスタルガラスであるらしい"
ことを除けば皆無.....
そこで英語でさらに調べてみたところ, どうやらK9ガラスとはBK7のことらしいのです..
BK7といえば日本でも相当にメジャーな光学ガラスです.
特殊用途を除けばほとんどの光学機器のレンズはBK7といっても過言でないでしょう.
しかし, わざわざ名前を変える必要があったかという疑問は残りますが....
もともとBK7はSCHOTT社が開発したものとのことですので....(察し)かもしれませんね
参考までにBK7の諸元は以下の通り
*CTE (熱膨張係数) 7.1x10^-6/℃
*refractive index (屈折率)
365nm -> 1.54
532nm -> 1.46
589nm -> 1.52
650nm -> 1.46
780nm -> 1.51
1064nm -> 1.51
*Transmittance (透過率)
近紫外領域から近赤外領域にかけて一様におよそ93%
て、ことはタダのガラスだってことですね。EDなどではなく、、、
返信削除タダのガラスというと一般的な認識ではソーダライムとかになりますので, そこらへんとはちょっと違うかもしれません。
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