先日, マド君から秋葉の某電子部品店で「銅箔の厚い生基板がほしい」といった話をされたので, それに対するソリューション(笑)を提供しました.
以下をお読みください.
一般的な生基板は銅箔が35umと薄いため
大電流を通すことは困難です.
そこで, おそらく誰にでも可能な手法を考案しました.
まず, ガラスエポキシ複合板(GFRPの板)を入手します.
ネットで買うこともできるでしょうが, 秋葉原のラジオデパートでも購入することができます(2階だったかな).
次に銅板を用意します.
銅板はおそらく日本全国どこでも手に入ると思われます.
たとえばホームセンターだとか, ヨドバシカメラだとか, あるいは東急ハンズだとか
もちろんネットでも買えるでしょう.
厚みについては, 使いたい電流の域に応じて変えればよいでしょう.
材料としてはほかにエポキシ樹脂が必要です.
これはダイソーなどでも売っているでしょう.
ついでにクランプなどもあると便利かもしれません.
具体的な製作方法としては以下の図をみていただきたい.
ここからも分かるように, エポキシで銅板とGFRPボードを接合するのみです.
ただ, 多量にエポキシを使用した場合, フライスなどで基板を切削した際に銅板が剥離する可能性もあるため, エポキシの使用は最小限に抑えるべきです.
また, 気泡が混入した場合には気泡の上の銅板はエッチング時に穴となる可能性があるため圧力を掛けることが求められます.
これについては重い本を載せたり, あるいはクランプで固定するとよいでしょう.
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